銀行の担当者に借入申し込みをしますと、担当者は保証協会に「枠に余裕があるかどうか」打診をします。(保証してくれるかどうかではなく、枠に余裕があるかどうか、申し込んだら審査をしてくれるかどうか、門前払いをされるようなことはないかということです)。
枠空きを確認できたら担当者は「店内仮稟議書(呼び方は銀行によりさまざまです)」を作成し、融資係から支店長までの決済を取ります。保証協会付条件の案件ですので、一般保証で20%の銀行リスクが怖いという会社を除き、ほとんど承認となります。
支店長の決済が取れたところで初めて、保証申込書に会社の印鑑をいただきます。通常、支店長決済をとる前に保証申込書をいただいてはいけないルールになっています。(銀行が取引先から保証申込書に印をいただくという行為は、保証協会がOKすれば当然銀行は貸出しますということを表明する行為だと、通常受け取られるからです。協会がOKしたら銀行は断れないと考えられるからです)
保証協会のOKが取れたら、正式な稟議書を作成します。一般的には支店長限りの決済でOKですが、会社内容に問題があるケースなど支店長の決裁権限を越えた案件の場合には、本部の審査担当の承認を得なければならないことになります。
稟議書の決済を得られたら金銭消費貸借証書など貸出書類に会社の印鑑をいただいて、貸し出し実行となります。これだけの手順を踏みますので、通常20日〜1ヶ月くらいの余裕を見て借入申込をする必要があります。
銀行では、ルーズな担当者がいて、申し込みの処理を遅らせてしまうことがよくあります。(大体決まった人がやります)。遅れたために資金決済に間に合わなかったりすると、銀行が責任を負って、本当は貸出したくなかった案件でも、やらざるを得なくなってしまうことがあります。そうならないように担当者の上司は、日ごろからル−ズな部下行員の行動には注意を払って監視しています。借入申し込みしてから1週間たっても、保証申込書に押印を要求されなかったら、進捗状況を担当者に尋ねたほうが無難でしょう。
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